ようやく商業出版の夢をつかんでも、またとない機会をご自身のビジネスへとうまく繋げられなかったことで、とても後悔している著者は・・・実は、たくさんいるいことをご存知でしょうか?
実は、あることを知らなかったばかりに、ただの著者として「本を出しただけ」の思い出になってしまうケースが本当に多いのです。
出版しさえすればあれよあれよという間にベストセラーになり、書店で大きく展開されたり、本が勝手に売れていくことで今まで自分ではリーチできなかった層にまで、あなたの存在を知られることができるようになる。売れている書籍は、さまざまな露出機会を得られますので、テレビやラジオへの出演が叶ったり、専門家としての存在感を高めることができる。多くの人は、このようなことを思い描いて、原稿を書き、時には大金を出して、出版の夢を叶えます。
テレビ露出が多い芸能人やタレントはベストセラーになりやすい傾向がありますが、これ以外の、ほぼ無名の人の本がベストセラーになる仕組みをご存知でしょうか?
実は、書店員さんは、発売された本の実売数をリアルタイムに知ることができるサイトにアクセスできます。このデータを見て、どの本が売れやすいのか?の参考にして書店内でのレイアウトを決めているんですね。
売れそうにない、売れるかどうかわからない本は、とりあえず書棚に並べておき、売れている兆しのある本だけが、特集棚を作ってもらえるんです。それにより、書店内での露出が増えて、実売数が上がっていきます。これが、全国書店に連鎖して、全国的なベストセラーとなっていくんですね。
逆にいうと、本が印刷されて配送され、本屋に並んだとしても・・・ほとんどの場合はそれだけではほとんど売れません。
出版社も書店も、書籍の販売に協力なんてしてくれないのです。なぜなら、毎日200冊の新刊が販売されている中で、毎日のようにダンボールで届けられ、書店員さんはなんとか書棚に並べるだけで精一杯。書店売り上げがないと生活に響いてきますから、売れやすいとわかっている本だけがより売れやすくなるようにVIP対応してもらえるのです。
他方の出版社なのですが、残念なことに、外部から持ち込まれた出版企画に対して、ほとんど社内リソースを割くことはありません。だからこそ、出版社に所属する編集さんからのお声がかりで出版した方が、出版社主導で広告費を使ってくれたり書店営業をしてくれるのでベストセラーになりやすいのです。
つまりは、外部からの持ち込みでの出版企画が通っていた場合、そもそも、ベストセラーになる路線に乗っていない、ということなんです。
いくら書籍の内容がよくても、元々が持ち込み企画では、本が出せたという機能的価値を得られるだけで、夢見た「ベストセラー」の路線には乗れません。ほとんどの人が、知らず知らずのうちに、持ち込み企画タイプでの出版決定だからです。
だからこそ、出版の際には、書籍からあなたのビジネスへの導線をきちんと用意してほしい。ベストセラーは、あくまでもラッキーで得られる添え物として出版の主目的にはせず、出版にかかった費用以上のビジネス成果を得られるように本を作ることは誰にも可能だからです。
多くの人は、「書店に本が並ぶ」という単一ゴールしか意識していませんが、出版をあなたのビジネスをドライブさせる機会と捉えた時に、マイルストーンがいくつかあります。
ビジネスに繋げやすい企画、書籍タイトルであること
書籍内にリスト取りの仕組みを入れてもらえること
配本日に合わせた販促プロモーションで、書店員の目につく「売れる兆し」を作ること
書籍からリストインした人に、何をどうオファーするかの仕組みを作っておくこと
出版日の前と後で、ざっくり4ステップありますが、それぞれに細かいノウハウやテクニックが存在します。
これを、ブック・ブランディングLABではお伝えしています
自身も、商業出版の経験者であり、Webマーケティングに精通した担当者が、あなたの出版にまつわるビジネスのお悩みを解決します。
詳しくはLINE公式アカウントに友だち追加いただき、お問い合わせください。(担当:金城)